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どんな教科も、もとになるのは国語力

すべての学力あるいは思考力の基盤は国語力である、といっても過言ではないでしょう。私たちは言葉でものを考え、理解していくからです。
算数・数学でも、また他の教科でも、もっと伸びていいのにと思っていても、どうもそうとはならない場合、子どもたちをじっくり観察してみると、子どもたちの国語力の弱さがこの大きな原因になっているようです。
英語をはじめとする外国語教育の場合、事情はもっとはっきりします。国語力がないために、記憶力や分析力が弱く、あの興味深い外国語の世界が、無味乾燥な世界にと変わってしまっているのです。
また、社会や理科など、一般に知識教科と言われる科目でも、やはり国語力が重要な働きをしています。国語力のない子どもは、こうした科目を、単なる暗記モノと思っているフシがあります。たとえ記憶力に自信がなくても、国語の力が弱いのでそうするしかないのです。そして、なお、いけないことは、正しくできないからこそ、ますます勉強を暗記に頼ろうとして、自分の学習意欲までも自分でそいでしまっていることです。

国語力をつけることで、学習を楽しいものに

この悪循環は、子ども自身では、どうしても分からないことです。だれかが言ってあげなければ、気づきません。試験が近づけば、丸暗記。悲しいかな、子どもは自分で自分を袋小路に追い込んでしまっているのです。
私たちは、こうした「非学習的」な、どこまでも続く「その場的」な学習環境の中から、子どもたちを解き放ってあげたいと思います。できるだけ早く読みの力をつけ、読解力を培い読書レベルを高めていくことができれば、必ず多くの子どもたちは救われることになります。学習が難行苦行の習練から解放され、新しい知識、いや、驚くべき新鮮な知恵がどんどん吸収されていくといった、まったく輝かしい学びの場が確保されることになるからです。
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