公文式は、一人ひとりのレベルにあったちょうどの教材を、自分で考え、自分で解いていく学習法です。クラスも、時間割もありません。教室での先生の仕事と役割を、一日の流れを追ってご紹介します。
学習の進み具合や、前回の学習の様子などをふまえて、一人ひとりにあった教材を準備しておきます。いつも、自分の力にあった「ちょうどの教材」に取り組むことが、子どもの「やる気」を育んでいきます。

子どもたちは、教室が開いている時間(午後3時頃から、5時間程度)の、それぞれ都合のいい時間に教室へやって来ます。先生は子どもたちを笑顔で迎えます。子どもたちは前回の宿題を提出し、準備していた教材を受け取り、その日の学習に取り組みます。

一人ひとりの学習の様子を見守ります。間違いが多い場合や、学習に集中できていない場合は、原因を見きわめ、声をかけます。
採点では、全問正解の「◯」は大きく、間違えたときの「レ」は小さく書きます。このように、公文式には、採点にも子どものやる気を引き出す工夫があります。

子どもは学習した教材を、その日のうちにすべて100点に仕上げます。子どもが答えを間違っていても、すぐに教えるのではなく、ヒントを与えて、間違えた箇所や理由を、子ども自身が発見できるようにします。

子どもと話し合い、次の学習目標と、それを達成するための方法を子ども自身が意識するようにします。このとき、次回までの宿題を渡します。

「よくできたね」「次もがんばろうね」と、子どもたちの意欲につながるひと声をかけます。小さな進歩や成長を見逃さず、ほめ、励ますことで子どもたちは伸びていきます。
家庭での学習の様子や今後の見通しについて、定期的に、保護者の方と話し合います。保護者の方と十分にコミュニケーションをとることで、子どもたちを伸ばす最善の方法も見えてきます。 また、年に数回行われる懇談会や、「教室だより」の定期的な発行を通じて、保護者の方との信頼関係を築くよう心がけます。





